２０××年、夏
イタリア郊外の山地において、民家の住人が殺害される事件が頻発していた。

被害者の遺体は全員、「食い殺された」としか思えない無残な状況にあり、その極めて猟奇的で異常な犯罪から犯人の特定は難航。

ボンゴレファミリーと関係が深い人物にまで被害に及ぶにあたり、事態を重く見た９代目は特殊暗殺部隊ヴァリアーに出動を命令した。

行方不明になっている同盟ファミリーの要人の捜索・救出に向かったヴァリアーだったが、ヘリで降下した先の森で凶暴な犬の群れの襲撃に遭遇。
戦闘の途中、ひっそりと佇む洋館を発見した彼らは、まるで誘い込まれるようにその館に侵入したのだった……。