黄道十二宮

いつからあるのか誰にもわからない知る人ぞ知るサーカス一座。
噂が広まることはなく、かと言って途絶えることもない。



座長:♂チルタリス/エアリーズ
「ああ、可哀想に。きみは誰からも必要とされてないんだね」
サーカスの座長にして全ての元凶。
歪な社会不適合者を集めて自ら作る箱庭で遊ばせるのが趣味。
多くのメンバーの人生を閉ざしていることについて罪悪感はない。
去ることは絶対に許さないし、新規加入させるメンバーも慎重に選んでいる。
関係フリー/攻略難易度高め


副座長:♂ウインディ/レオ
「俺は思うんだよ。ひょっとしたら皆、食ったらやめらんなくなるって知ってるから禁じてるんじゃねえかってな」
副座長的ポジションでサーカスの中ではまともなほう。
違法とされてるカニバリズムをやめられず、仕事もなく困窮している所を拾われた。
まともな思考でここ以外居場所はないことを理解しているため、エアリーズから信用されている。
ダウナー系寄りでみんなのまとめ役。
関係フリー/攻略難易度高め

♂ケンタロス/タウロス
「ああもうじっとしてられねー! あー椅子壊した! ちくしょー!」
サイホーンより単細胞で荒っぽい。
ケンタロスの群れでも持て余されており、気が付いたら置いて行かれていた。
が、バカなので気付くのに一ヶ月かかった。
どの場所でもうまくなじめなかった所をエアリーズに拾われた。
さみしがり荒くれぼっちなのでここを追い出されることを一番恐れている。
関係フリー

♂寄りギギギアル/ジェミニ
「あーっやめろ! このケーキを食うのは僕! 腕返せ!」
二重人格者。ただ、常に二つの人格が一つの体を取り合っている状態なので片腕だけ暴れたりなど日常茶飯事。
そのため居場所がなく拾われた。無邪気で子供っぽい。
二つの人格は双子のようなもので、喧嘩もしょっちゅう。
傍から見たら苦労が多いが、当人たちは楽しそうに暮らしている。
関係フリー

♂キングラー/キャンサー
「やべ、また壊しちまった、どうしよう、怒られる、す、捨てられる……」
キングラーの中でも特に大きいハサミの扱いがすこぶるヘタクソ。
そのくせ力の強さはピカイチな為、破壊神と化し居場所を失くした。
本人も制御を覚えようと努力するものの、エアリーズの甘言でやる気を削がれつつある。
関係フリー

♂タブンネ/ヴァルゴ
「僕は醜くない、僕は醜くない、僕は醜くない……!!」
かつては人気者の美青年だったが、顔に大きな傷を負ってから変わってしまった。
自分の顔が好きで自信があったため、憐れみの目も何もかもが嫌になっている時に拾われた。
現在は明るくやっているが、大いにこじらせて「美しいもの」に執着し、それに認められる自分もまた美しいと思い少年少女を誘拐する癖がある。
関係フリー


♂トゲキッス/リブラ
「わからない、わからない、わからない……気が狂いそう。そうか、そっか、原因がなくなればいいんだね!」
愛情の与え方が致命的に下手で、そのフラストレーションから原因である「愛しい人」を始末することで心の平穏を得ようとする。
本人は「みんな平等じゃないといけないから」でこの行動に走ると思いこんでいる。
言動が少し子供っぽいが、他者を寄せ付けない雰囲気がある。
関係フリー/攻略難易度高め

♂ドラピオン/スコーピオ
「なんでいつもこうなるんだ? ほ、本当は俺のせいなのか……?」
壊滅的に間が悪く、善意で行き倒れ者を介抱しようとすると既に手遅ればかりか犯人に仕立て上げられそうになる。
その為行く先々で悪評が立ち、「悪魔」と呼ばれ憔悴していた所を拾われた。
時々エアリーズが恐ろしいが、ここを追い出されたら最後だと思っているので口を噤んでいる。
関係フリー

♂キングドラ/サジタリウス
「私は一体何のために……」
何か理由があってこのサーカスに入ったのだが、その目的も思い出せなくなってしまった。
ただ、サーカスで自分の芸を見て喜んでくれる子供を見ると胸が温かくなるような気がする。
水芸が得意で、特にメンバーが投げた的に水の矢を放って当てることが十八番。
ちょっと騙されやすい性格で、エアリーズのことをいい人だと信じ込んでいる。
関係フリー

♂エネコロロ/カプリコン
「風船をどうぞ。手を放しちゃだめだよ、風船が寂しい寂しいって泣いちゃうからね」
元々トレーナーのもとで蝶よ花よと愛玩されていたが、トレーナーの都合で捨てられてしまった。
生まれた時から飼われていた為一匹で生きていけないのはもちろん、ずっと可愛がられていたので誰からも見向きもされない状況に耐えきれず絶望していたところを拾われた。
捨てられた時に唯一身に着けていた鈴が今も捨てられない。
関係フリー


♂ジュゴン/エリアス
「あの事故さえなければ、僕はどこににでも行けたのに……」
かつて不幸な事故で尾ひれに大怪我を負ってしまい、それ以降泳げなくなってしまった。
本当はもう治っているはずなのに、その時周囲に浴びせかけられた言葉が呪いのように彼の頭に染みついてしまい、未だ尾は治ってないと思いこんでいる。
関係フリー

♂ラプラス/ピスケス
「どこにいるんだろう、僕のたった一人の兄弟……」
十数年前、子供の頃密猟者に追い回され、その時はぐれた義兄弟をずっと探している。
密猟者に追われていたこと、こちらに流れついてしまったことから合流は絶望的だが、どうしても会いたい想いをこじらせそれ以外見えなくなっている。
エアリーズに勧められるまま各地を回り観客の中に義弟を探しているが、非効率的であることに気付いていない。
関係フリー



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