その昔、ミュウが「無」という概念すらない世界から初めにアルセウスを生み出し、アルセウスが宇宙を構築している間にディアルガとパルキアとギラティナを生み時空の概念をつくり……といった風にできあがった世界。
そのうちひとつの銀河、ひとつの惑星に目をつけて住みやすいようにしたのが現在ポケモンと人間が共存する惑星。ゲームの世界そのもの。
最初は皆そこで暮らしていたが、人間が地上を支配するようになってからは住みづらくなったので、ミュウがその惑星のコピーを生み出し、人間が気づかないよう並行世界に隠し、ポケモンだけの世界とした。
なので地形などはほぼ同じであり、地殻変動などの動きもリンクしており、争いなども引きずられる（そのためポケモンだけの世界でもカロスで戦争じみたことが起こったり）。
伝説が普段めったに見つからないのは並行世界のほうに篭っているのが大半だからだが、共存する世界のほうに定住している伝説も存在する。
擬人化の姿は変身しているというより服を着替えたり髪型を変える程度のようなものでしかなく、『姿を変えている』という認識すらしていない者がほとんどであるし、もしかしたら姿は変わっていないのかもしれない。原型も擬人化も、どちらも個人を構成する本質に変わりないのだから。
因みに人間は擬人化を認識することは不可能。キュウコンなどが意図的に人間に化けた場合等は別。
やぶれた世界は共存する世界と並行世界との間の次元に存在するためギラティナは監禁状態。しかし結構な頻度で脱走しているし、ミュウも目を瞑っている。
一応ギラティナにも役割があり、世界の裏側から綻びを修正している。
並行世界はポケモンの遺伝子を持つものだけが入れる仕組みになっており、それは人工的に作られたポケモンも含まれる。
ざっくり言うとポケダンの世界のようなもの。人間とポケモンが共存する世界と、ポケモンだけで独自の文明を築いている世界があるということ。