afterword.

お話のあとがきなどなど。

さて、最終話。
皆さん飽きずに読めました?(笑)
三頁、三頁と繋げてきた長編ですが最終話でまさかの七頁!

本当は20、21とを同時にアップして終わらせる気だったのですが上手くまとめることができなくて、でも最終話だけはしっかりとfragmentの世界に入って頂きたくて敢えてのあの長さを選択しました。
パソコンサイト様とかだともっと長文なんだろうし、大丈夫かなあと。

それで本編です!
前回微妙な感じに終わらせましたが、剣の刃を受けたのはクラサメです。
カトルさんの行動諸々はまだまだ未熟と言いますかご都合主義が多用されてるな…と感じるので敢えて語らず(笑)

サユとヒロインとの関係もまた、本心からの嫌い合いではないんですね。よくあるじゃないですか、同じ人好きになっちゃって言い出せない。でも友達だし…みたいなの。

カヅサエミナがちょこちょこ出てくるのは趣味です。で、ラストシーン!
桜、咲いてます!咲きました!
互いの名前を呼んでるところは最初は「愛してる」と言わせてたんですが、まだ早くない?と読み直して感じたので一番大事な名前を呼ばせてみました。

本編にて度々出てきた「蝉」「桜」「サクラ」「空間」「レプリカ」「あの日」「断片」っていうのはわざと頻出させていまして、統一性があったり無かったりと様々です。

「桜」は普通に春に咲いて散る桜。
「サクラ」は狂い咲く桜、もしくは咲かない桜のことを指しています。
「レプリカ」はサユのことだったり、カトルさんのことであったり、自身の感情を偽っていたヒロインやクラサメだったり。
「あの日」は勿論ヒロインが庇って撃たれた日がだいたいですね。
「断片」は砕けた思い出や心。


この話「人間くさい人間」を目指して書いていた部分もありまして、感情に左右されたりするクラサメやサユがちゃんと表現出来ていれば嬉しいなと。


結構長い期間でしたがお付き合い下さりありがとうございました!わたし自身もちゃんと完結させられた事に驚きつつもほっとしています。同時にちょっと寂しかったり(笑)

何はともあれfragmentの後書きもこれで最後になります。至らない所ばかりの拙い長編でしたが最後まで応援下さった皆さんに感謝です!

2012/06/08 了
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