240409 / event
「オレンジ」
始まりの春/烏養繋心
819の日まで残り4ヶ月と少し
≫あとがき
このお話は、アニキュ1期を放送していた頃、ぼんやりと浮かんでいたもので、「烏養さんと烏野に通う女の子の歳の差恋愛」という設定だけを引き継いで落とし込みました。
これを書く上で、学生の頃は深く考えていなかった【未成年との恋愛について】をいろいろ調べた結果、そもそも人として好意を向けられても邪険に扱わないであろう烏養さんの人柄と、世間的に考えた未成年との交際がどこまでならアウトにならないかをリアルに考えて書いてました。いや、あの、夢だからファンタジーでもいいんじゃないかって途中で気付いたんだけどね……その辺、高校に出入りしている烏養さんの立場からすると、いろいろ考えそうだなとも思って。
バレー部に出入りしているわけでもない女の子と烏養さんの出会いや、女の子が烏養さんを好きなるきっかけとか、その他諸々の補足的な話はいろいろ思い付いているので、今後、形になれば公開していきたいのですが、それはさておき。
そもそも烏養さんって、年下の子に好きです!って言い寄られたらどういう反応するの?ってところから考えたんですけど、商店街チームもひっくるめて思ったのは、まず満更でもないだろうなっていうところに落ち着きました。満更でもないけど、簡単に受け入れないだろうなっていうのも、まず大前提であって。
それなりに年の離れた子から好きですって言われても、一過性のものだろうって思っちゃうのが普通かな?ってちょっと思っていて。大人に対する憧れもあるだろうし、二十歳前の子からすれば二十代後半の人たちってすっごい大人に見えるし、かっこよく見えるから。
昔、婚期が遅れた女性が一回り下の男の子から言い寄られたとき、からかってるんじゃないかって思っているシーンを見たことがあって。たぶんそれは女性だからこそ思った感情なのかもしれないけど、烏養さんもそれに近いものを持って接していたんじゃないかなーって。
本気にはしない、けど、相手の気持ちを組んで、下手に傷付けることもしない。書きながら、でもそれって期待はさせてるよね……?と思っちゃったけど、そこが満更でもないと思っている節がある部分で、男の詰めが甘い節だなって思ってました。笑
花束をプレゼントするところは、烏養さんに、柄にもないことをしてほしくて盛り込みました。そういうの、歳が近い相手だと本当に照れ臭くてやらないだろうけど、歳が離れてたらちょっと頑張ってくれそうだな〜とも思って。
いろいろ考えてた節のある台詞を紡がせたので、今のところ何にも思い付いてないけど、その辺の補足もいつかできたらいいな〜って思ってます!
劇場版祝い兼なのに、だんだんゴ決絡みのネタが思い付かなくなってきているので、少しずつ普通の(?)お話になっていくと思います。がんばって書くぞー!
ここまで読んでくださってありがとうございました!