短編 | ナノ
黄瀬のプロポーズ

※残念なイケメン黄瀬のプロポーズ



part@ 昼休み

「好き好き大好きっ!」
「あーそう。なら購買行けばいくらでもあるよ」
「焼きそばパンの話じゃなくてぇええええええ!」



partA 授業中

「(これ、前に送ってほしいっス)」←前の子に4つ折りの紙を渡す
「(オッケー)」
パス、パス、パス(本人に渡る)
「……俺んじゃない」←隣にパス
「落とし物じゃないからあぁあああああああ」



partB 放課後

「付き合って欲しいっス」
「そこのコンビニにまでならいいよ」
「………」
「駅までは俺ん家と反対方向だからムリ」
「………もういいっすよそれで」



partC 結局

「マジで大好きなんス!LikeじゃなくてLoveのほう!!」
「……オレも好きだよ黄瀬のこと」
「だったら────」
「とでも言うと思ったかバァーカ」
「デジャヴ!?」



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残念なイケメン黄瀬を目指して頑張った結果の産物。ギャグっぽい話はやっぱり難しい

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