短編 | ナノ
マネジと日向

「何じろじろ見てんだよ」
『いや…日向のスイッチってどこかなーって』
「なんだ、そりゃ」
『ヤル気スイッチだよヤル気』
「オレはいつだってヤル気満々だよ」
『えーうっそだー』
「なんでウソになんだ」
『だって日向ってスイッチ入ったあとのほうがシュートの成功率いいじゃん』
「クラッチシューターだからな」
『その肩書きって自分で言うのはずくない?』
「………」
『ねえ日向のスイッチどこよー(ぐにぐに)』
「バッ、そこ眉間…いだだだ」
『んー違うか。じゃあココ?(むにむに)』
「あっ、や、そこっ…くすぐった…」
『これでもなブベッ』
「何すんだダアホ!」
『痛い痛い!ほっぺたのびるぅ』
「伸びてしまえこの餌袋!」
『ちょ、日向のあほんだらオマエの眼鏡なんてよつ折りにしてやるんだから!』
「わー、待て待て!教えるっ教えるから眼鏡はよせー!!!」
『やったあ!どこどk』
「こ・こ・だ!」




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