>>families 1/8




「おかーさまァァァ!!」
「何?」
「オヴェが発売決定だってさ!!」
「マジでか」


ウソだろォォォ!!長い間待ってたオヴェが発売だなんて!!
今、目が見開いてると思う。
ちょーーーほしい!!


「紅買いに行くぞ」
「ラジャッ!こんどーさんとおとーさまとトシ兄も呼んでくるー」
「呼んでこいよー」
「なんで命令口調ォォ!?」


紅がスタスタと行ってしまった。
あー、あの背の高さが私に似てる…。可哀想に…。ちょっとだけざまぁみろとか思うけど。


「オヴェほしーーーーーー!!」


手に入ったら何のゲームをしようか…
楽しみだ。めちゃくちゃ楽しみだ


**************


あたしはこんどーさん達を呼びに来た


「こんどーさーん」
「紅、お前ェ何しに来たんですかィ?」


なんだかおとーさま達が真剣な表情で話し合っていた。
どーしたのかな…?それより……


「オヴェが発売決定だってさ!!」
「知ってまさァ」
「おかーさまがねっ燃えてた」
「は?」


燃えてたって言う言い方おかしかったかな…?


「燃えてたんですかィ?早くしねェと紅葉が灰になっちまう」
「そっちじゃないィィ!!絶対手に入れるって燃えてたよ!!」
「あーそーゆう意味ですかィ」
「あたしもほしい!!おとーさま買ってよー」
「それなら近藤さんが買ってくれやすぜィ」
「わーいこんどーさーん!!やっぱこんどーさん大好きー!!」
「おぉ、紅ちゃん。俺も大好きだぞ」


あたしがこんどーさんに飛びついたのを見ておとーさまがバズーカを取り出した。


「近藤さん、紅たぶらかすのはやめてくだせェ」


ドォン!!
すっごい音がしてこんどーさんが爆発した。


「おとーさま、アレ大丈夫なの…?」
「平気でさァ。紅は紅葉んとこ行ってなせェ」
「はーい!!」





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