綺麗に飾り付けされたホールケーキを持ってきたのは十数分前。誕生日ですら部屋に篭もって仕事をしていたスクアーロに、愛を込めて送ったバースデーケーキ…プレゼントは明日買いに行こう。何がいい?何でもいいよ!確かそんな感じのことを言った気がする。それがいけなかった。

「や、やぁっ!だめぇ、そこ だめだっ てばぁ!」
「ゔお゙ぉい!イイの間違いだろぉ?」

何でもいい?なら遠慮なく…そう言って渡したばかりのケーキを私に投げつけたのが始まり。一瞬ご乱心か!?と思ったけど、すぐにそうじゃないと分かった。ベタな話だけど、あれだよ。生クリームプレイ的な何か。

「さいっ、あ、く。頑張って…作っ ああっ」
「ちゃんと食ってるじゃねぇか。」

食べ方が大問題だ。確かに潰れたスポンジ部分は大半食べてたけど、デコレーションに使った生クリームは未だ私の服にべっとりとかかっている。食べてくれるのなら問題ないんだけど、その部分を普通に食べてくれるわけない。スクアーロは白いクリームを指で掬い、服の中に手を入れた。それで胸やら下をぐりぐりとイジるんだから堪ったもんじゃない。

「やだぁっ へ、んたいっ!」
「今更だろぉ?」

ついに下着を下げられ、生クリームがベトベトと付着したそこにスクアーロの舌が這った。びくんっと腰が浮く。足を閉じようともがいてみたけど、両腿を広げるスクアーロの手によって阻止されてしまった。

「んっ あ…あ、あっ」
「なまえ、すげぇヌルヌルする。ケーキじゃねぇよなぁ?」

スクアーロの声が笑ってる。恥ずかしすぎる…ああもうホントやだ!私の気持ちをまるで無視。スクアーロは生クリームと体液が混ざった膣内に舌を差し込んだ。浅い部分で動く柔らかい舌に、体が恥ずかしいくらい反応してしまう。

「は、はずか、しっ」
「興奮すんだろぉ?」

舌を抜いたと思っても、陰核に付いた生クリームを丹念に舐めてくる。あ、あ駄目っ、そんなに舐めちゃ…

「っあ、すくっ、すくあろっ!」
「あ゙?」

私はびくんと腰を浮かせ、早々とイってしまった。後の脱力感と息苦しさ…体に残る生クリームは気持ち悪いけど、動く気、しないや。

「ゔお゙ぉい…俺入れてねぇぞぉ。」
「知らない!自分で処理すればいいじゃん。このド変態っ!」

イってしまうと予想以上に冷静になってしまい、自分の格好や、苦しそうなスクアーロの下半身を見て赤面してしまう。そんな理由もあり、ふいっと体を180度回転させてスクアーロに背を向けた。

「…仕方ねぇなぁ。」
「え、きゃあっ!」

温かい…というか熱いスクアーロの腕に抱かれ、私はベッドを後にする。どこに行くの?なんて聞くまでもない。

「続きは風呂でなぁ。」
「明日買い物に行けなくなったらどうすんの!?」

せっかく誕生日なのに。形に残る物を何も渡せないのは少しばかり寂しい。スクアーロにはこんな乙女心分かんないかもしれないけど!

「何もいらねぇ。買い物にも行かねぇ。俺はなまえで十分だぁ。」

…前言撤回。乙女心、分かってんじゃん。



この後、お風呂で長々と変態プレイに付き合ってあげたのは一種の誕生日プレゼントなんだからねっ!



100313

リクエスト内容
プレゼントよりもお前が良い、といった考えの犯しまくりな鮫


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