「ゔお゙ぉい…言いたいことがあるなら直接言え。」
ベッドに横たわったまま、気怠そうに頭を上げたスクアーロ。私がずっといじりっぱなしだった白銀の毛先が揺れた。
「え…別に何も…」
「さっきから無言で髪ばっかり触りやがって。」
だって、スクアーロが言ったんじゃん。休みの日は指一本動かしたくないって。流石に指一本は大袈裟にしろ、疲れてはいるんだろうし、遊びに行きたーいとか、暇だから構ってーなんてことは言いたくない。それに、毛先をいじるだけでも満足だ。スクアーロが隣にいてくれるから。
「本当に何もねぇのかぁ?」
「いやぁ、それは…その、えーっと。」
どうしようか。甘えちゃう?我が儘な女になってみたい気もする。でも嫌われるのが怖いからそんな勇気は出なくて、えへへと困った笑いを浮かべた。
「俺は強欲な女も嫌いじゃねぇけどなぁ。」
上唇の端だけをペロリと舐め、スクアーロは体を起こした。そして私は少々荒くベッドに沈められる。交代だと言わんばかりに。言葉を発するより先に、手袋越しの硬い手が太股を滑る。
「言いたいことは?」
「…スクアーロ、が、疲れてるって言ったから私…」
「なまえ、こっちを向けぇ。」
伏せていた目を恐る恐る上げると、スクアーロの長い睫毛がドアップで見えた。唇は熱く、噛みつかれたかのような感覚に陥る。無理矢理こじ開けられて、ぬるりと舌がぶつかった。
「ん、ぅ…んっ。」
送られた唾液を飲み込むと、スクアーロは満足そうに唇を離す。しかし両手はどうも悪戯好きのようで、内股や腰を優しく撫で回していく。足を閉じて駄目って小さな声で言ったけど、聞こえてないみたい。
「どんな任務の帰りでも、腰振るだけの体力は残しているつもりだぁ。」
「ばっ、ばか!そんなの残さなくていい!」
「ひでぇなぁ。なまえの為だぜぇ。」
そう言ってスクアーロは着ていた上着を脱ぎ、私に体を重ねた。
体力の限界に挑戦
「心配して損した…明日からSランク任務ばっか行ってこいこのエロ鮫。」
「寂しがりなくせによぉ。」
「うっ…」
1009011
三十路の体力ぱねぇです(^q^)
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