次郎部屋 | ナノ

出発前の




何度も何度も与えられる快感に生理的な涙がにじんだ。


ぽろぽろと溢れるたびに善ちゃんがそれを優しい表情で拭う。


あぁ、甘やかされてる

そんでそれは善ちゃんが俺のことを好きだからなのか


やっぱそれ恥ずかしい



「っっ、ぁ、ちょ、善ちゃっ…」


考え事をしてる間にぺろりと突起を舐められた。

びりびりとした快感がなんだかこわい。


「ま、って、…って、ひゃ」


舐めながら追い詰めるように膝でそこをぐいぐいと押された。
すでに反応しているそこは少し触れられただけで泣きそうなほどの快感を拾う。


胸の突起を舐められ、そこをぐいぐいと押され、


「善ちゃ、…ぁ、……はっ、」


同時に与えられる快感が苦しい。


そして残念なことにもどかしくてもどかしくて、

口を開けば本能のままに何かを発してしまいそうでこわい


「ふ…ッ、ん…」

きゅ、と唇を噛んで耐えようとするとカリ、と突起を甘噛みされた。

「次郎、腰動いてるよ」


わかってるよそんなん

わざわざ言うなよこのやろう


ゆらゆら無意識に揺らしてしまう腰に泣きたくなる。


「反応してるみたいだし、
よかった」


俺の腰を支えていた善ちゃんの手がするりと下肢におり る。


優しく撫でられ、情けない声を漏らしてしまった。


善ちゃんはパンツごしにそこをゆるゆると擦ってくる。


「ん…ッ、は、…ッ、」


やばいほんともどかしい

もっと欲しいのに


もっともっと、


俺の中にすこしだけ残っていた理性がブチ、と音を立てて切れた。