クリアな詭弁の世界に淘汰 | ナノ


▼家出の発端
ローエン「まさか、コトさんが家出中だったとは…」
レイア「家出は良くないよねー」
ジュード「それ、レイアが言う?」
レイア「う、うるさいなあ!」
ミラ「しかし、ジャオのように心配する者もいるだろう?家出はやはり良くないのではないか」
コト「人聞き悪いわね。ちゃんと説明してから旅に出たのよ」
アルヴィン「どういう説明したんだ?」
コト「私を拾ってくださったこと、本当に感謝しています。私なりにですが、これまで働いて恩を返したつもりなので、これからは一人で生活していこうと思います、って。…書き置きで」
アルヴィン「って、書き置きかよ!?」
ミラ「私が思うに、相手の同意のもとではないのだから、説明したとは言えないのではないか?」
コト「まあ、確かに唐突すぎたかも、とは思ったけど」
ローエン「やはり、一度しっかり話し合うべきではないでしょうか?」
コト「そうね…機会があれば戻ってみようかな」

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