「バケモノの子」の映画沿いを書こう!
そう決断したのは、先月末に放送されていた2回目の地上波を観た時です。
もとよりスタジオ地図のファンで、当然も暑いなか隣町の映画館に走った思い出があります。映画館でサントラ買いました。

先日の2度目の地上波が終わった後、何気なくパソコンの中身を整理していたところ、映画を観た後の余熱で書いたであろうバケモノの子の夢プロットを見つけました。
それを読んで、正直「どんな話にしたいねん」という感じで(笑)
設定だけもらって、この夏に1作長編書いてやろう!という気持ちだけで書き上げました。
途中から高校野球という作業妨害期間が始まるわ、DVDを買っていなかったせいでアマゾンプライムで2度レンタルする羽目になるわ(しかも2度目のレンタルを行った直後にhuluで無料配信が始まりました)でなかなか大変で、そもそも連載を書いたことがないので途中からいろんなことがゲシュタルト崩壊を起こしたことがこの連載の思い出として強く残っています。
それでも、無事なんとか書き上げることができました。

この作品を書くにあたって、九太落ちにするか、一郎彦落ちにするかですごく悩みました。
個人的に九太がすごく好きで、それだけを踏まえると一択で九太落ちになるのですが、やはり一郎彦も一郎彦で好きなんですよね…。
九太は人間界で暮らすことを選択しましたが、一郎彦は結局あのまま澁天街で暮らすという結果を考えると、一郎彦って…生涯独身貫くんじゃ…と思えてならないんです。
もしくは、ヒロインの両親みたいなことになるのか。
おおかみこどもにおいて公式で異種交合をしていたので、あの人の世界なら後者もなきにしもあらずなんだろうな…と思いながらも、やっぱり一郎彦には、同じく澁天街で生きる中途半端なヒロインと幸せになってほしいなという思いもありました。
難しいところですね!

連載自体は九太落ちで終わりましたが、筆者の中でもまだまだ書いていないこととか、書きたいなと思っていることが有り余っているので、その辺に関しては今後は番外編という形式で書ければと思っております。
初めて連載を書き上げたという燃え尽き症候群に陥りそうで100%リクエストにお答えができるという確証はありませんが、気になるお話とか、見てみたいお話があれば是非教えてください。


現在、スタジオ地図3作目の「未来のミライ」が公開中ですね!
遅ればせながら8月の頭に観に行ったのですが、ものすごく夢を書きたくなった人が出てきてくれました。

ちなみに、この連載のなかで九太と幸せにしているワンシーンを書く場面では、作業用BGMをミライのテーマにしておりました(笑)
近々、ミライのテーマのような九太との未来のお話を書けたらと目論んでおります。


最後になりましたが、この度は「Lose one's way」をご覧いただきありがとうございました。
少しでも皆様の平成最後の夏に残る作品になりますように。



筆者 Lily







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