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「よいしょ、」
「う、ぇ」



急に航が僕の身体を持ち上げて、航の膝に座らされた。
口に当てていた手は簡単に解かれて、背中に回された。



「掴まってないと、後ろに倒れて頭打つよ」
「ッ、あぁ…っ」



航の膝の上に跨ぐように座らされた僕の後ろに、ぐっと航の指が入るのがわかった。
手は使えず、でも声を溢すのは気恥ずかしくて、航の肩で口を塞いだ。



「んっ……う、んッ」
「そんなに声、嫌?」
「あッ…ん、んっ」



指を一気に増やされて、ナカでバラバラに動かされた。
腕が震えて、声が漏れてしまいそうで、必死に航にしがみついた。



「これでも駄目?…意外と奈津って我慢強いのかも」
「っ……う、ッ」



ずるりと指を抜かれ、身体を少し浮かされた。
その間に航が下を脱ぐのがわかった。



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