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side.執事



「ほら、咥えろ」



ご主人様が、シーツに顔を埋めていた千夏様の髪を引っ張って、顔を上げさせた。
涙でぐしゃぐしゃになった千夏様の目は、虚ろなまま。



「っ……!」
「いいこだ」
「んっ、ふぅ……う、んっ」



千夏様が私のモノを咥えて、口に入らないのは手を添えて、動き始めた。
どこで覚えたのか、それは予想に反して、刺激が上手い。



「歯を立てないように気を付けろよ」



そう言って、ご主人様は一層強く腰を打ち付け始めた。
律動にあわせて千夏様の口が動き、私のモノが奥へと入り込む。



「ん゛ぅ……ん、んっ」
「千夏、様っ……」



これ以上苦しませたくなくて、千夏様の頭を優しく掴んで離すようにした。
しかし、千夏様の力は強く、刺激されている私も非力だった。



「んん、っ……ん、んっ」
「申し訳、ありませ、っ……」
「ふ、う゛ーっ、ん……っ」



我慢していたけれど、とうとう私は達してしまった。
こく、と千夏様の小さな喉が動く。

ご主人様も満足したようで千夏様のナカから抜くと、自らの服を軽く整えた。



「片付けはしておけ。……気に入ったなら、また呼んでやる」



にやりと、笑う。
私はただ、その場にへたりこむしかなかった。



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