6
あっという間に俺は服を取り払われて。
シャツを開けた樹と肌がぶつかる。
「っん、ぁっ」
胸の飾りを、執拗に責められた。
樹の大きな手で摘まれたり捏ねられたりすると、腰にクる。
でもここで達してしまうのはプライドが許さなくて、必死にこらえた。
「もっ……ながい……っ」
「にしては気持ちよさそうだけど」
「っ……もう、ヤバい、から……したっ」
「はいはい」
樹が余裕ぶっこいてるのがむかつく。
けど自身に触れられてしまえば、俺はされるがままになってしまって。
「ふぁっ……や、っ」
「一回イく?」
「ん、っ……」
自身から耳を塞ぎたくなるような水音が聞こえる。
シーツを掴んで耐えながら、樹の愛撫を受け入れた。
強く握られて扱われれば、限界が近くなる。
それを察した樹が、先端に爪を立てた。
「や、だめっ……ふぁ、あっ!」
頭の中が真っ白になる。
ぎゅっと瞑った目を開けると、俺が出したモノを指に絡める樹の姿があって。
前へ top 次へ