7
 

「ん……んっ、ぁ」



浴衣を乱した日向が、快楽で必死に俺にしがみついてくる。
その姿は、やはり煽情的で。



「あっ、出る……っ、や、だめっ……」
「出せよ」
「あぅ、んっ、あっ……!」



限界を訴えられて更に手の動きを激しくすると、あっけなくイってしまった。



「はぁ……は、っ」
「いつもより感度良いんじゃね」
「っ………」



木を背にして、日向の足を開いた。
恥ずかしそうに閉じようとするけれど、力で俺に適うわけがない。
先程日向が出したものを指に絡めて、蕾にそえた。



「っ……もしか、して……最後までっ……」
「当たり前だろ」
「う、ぁっ……」
「我慢できないって言っただろ」



日向があまりにしがみつくから、俺の浴衣も乱れてくる。

一本慣らして、二本目。
すっかり日向の息はあがっていた。



「は、ぅ……ん、っ」
「しんどくないか?」
「ん、っ……あっ」



力なく笑う日向に、ぐっときた。



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