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「も、我慢できなっ……」
「っ……ひな」
「早くっ、かいちょ……」



無意識だろう、腰を揺らしてくる。
こっちは理性を保って優しくしてやろうと思ってるのに。



「……挿れるぞ」
「ん、っ……早く……」
「……馬鹿」



いつもより慣らしたそこは、すんなり俺を受け入れた。
それでもきついのは変わらない。



「大丈夫、か」
「ん、っ……」
「もうちょい、」



すべて収まって、しばらくそのままで我慢する。
いつもなら、すぐに日向の身体を揺さ振るのだが。



「かい、ちょ……」
「ん?」



とろんとした目に涙を浮かべる日向に、なるべく優しく聞き返す。



「キス、したい、です……」
「……ん」



軽く唇を何度か触れて、次第に深くする。



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