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「ん、んっ、んぅ」
「ちな、きつくない?大丈夫?」
「だい、じょ、ぶ」
小さな身体を揺すると、それに合わせて嬌声が漏れた。
繋いで、とせがまれた千夏の手は、自分のと違って小さくて。
それでも懸命に、俺を受け止めようとしていた。
「気持ちいい?」
「んっ……ん、きもち、い、」
ほわ、と千夏は笑った。
テレビを観ていた時のそれとは違っていた。
ぐっ、と息が詰まる。
こんな目をして、千夏は俺を見ていてくれた。
それに俺は気付いていなかった。
「ぅあっ、おっき、く、」
「っ、くそ」
「ふ、あっ!あ、あっ!」
ぎ、ぎ、と律動を速めた。
耐えられなくなってきたのか、千夏がぎゅう、と手を握る。
「や、も、またっ……」
「いいよ、次は、一緒、」
「んっ、ゆ、じ、ゆう、じ」
「っ」
「ふ、あ、あっ、あっ……!」
びくびくっ、と千夏の脚が震えた。
きゅう、と締めつけられ、千夏のナカで俺も達した。
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