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「………!」
今。
「はい、干し終わったー」
「っ、颯太!颯太っ!」
「あー?」
ソファに呼んで、隣に座らせる。
颯太の手をとって、俺のお腹に触れさせた。
「……あ……」
「な?」
少しだけ、颯太の目が見開かれた。
「動いただろっ?」
颯太がゆっくりと、俺と目を合わす。
近付いて、唇が重なった。
「んっ……ふ、ぅ」
ぬる、と舌が入ってくる。
久しぶりのそれに、頭がぼんやりして。
「……っ悪ぃ」
ぱっと、颯太は離れていった。
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