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side.航



あ、やばいな。
思ったときには遅かった。

力の弱い奈津をソファに押し倒した。
ようやく唇を離すと、奈津が空気を喘ぐように吸った。
その隙に首元に顔を埋めた。


「やっ……こ、ぉっ」
「………ごめん」
「っ…や、あっ……んあッ」


服に手を突っ込んで脇腹をなぞると、甘い声が響いた。
…可愛い。

するするとワイシャツを捲り上げて、赤い蕾を露にさせた。
指先で触れてやると、ぴくんと身体が反応した。


「ゃあっ!…あ、」
「奈津、きもちいの?」
「っ…ひゃあッ!やめ、」


口に含んでやった。
舌先を転がすように動かして、片方は指の腹で転がした。
奈津が俺の肩元をぎゅうっと掴んでいた。


「やだっ…こ、お…んッ!!」
「ごめん。止まんね」
「ッ……しゃべ、な…でっ、」
「奈津、…好き」
「っ、……ふあぁッ」



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