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side.航



(あー……これは)



止まらないかもしれない。

椅子から乗り出して、ベッドの上に座る。
ぎし、とベッドが軋んだ。



「んぅ、ん、」



奈津は必死に俺に答えてくれてて。

苦しそうなそれに口を話すと、奈津の口からどちらのかわからない唾液が伝って。
潤んだ目が、こちらを見ていて。



(ちょっとだけ……)



そっと、奈津を押し倒した。

覆い被さるようにして、またキスをして。
口から下へと、移動していく。



「っひゃ、」



鎖骨にキスをしたまま、するりとパジャマの中に手をいれる。
滑らかな肌に、指を滑らせる。



「っ、こ、ぉ」
「ごめ、ちょっとだけ……」



ちゅう、と紅い印をつけたその時、



「なっ……!?」



背後から、声がした。



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