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side.朝倉



もう何度目になるかわからない。



「ぅ、あ、あっ、あ、っ……」



葵が何度もイって、それでも俺はやめなかった。
壊れてしまえばいいと思った。

すべて、欲しいと思った。

手に光る指輪が、目に入った。



「や、っあ!……う、も、やぁ……っ」
「あ?」
「ひぁっ、あっ、ン」



タオルは涙でぐしゃぐしゃだった。
葵の身体も、葵自身が出したもので汚れてしまっている。
ナカだって、外に滴るほど、何度も欲を吐き出した。



「気ィ失うなよ?」
「ひ、っあ、っ……じゃ、目っ……」
「なに」
「目、っ、とってぇっ」
「駄目」
「な、でっ……こわ、見え、なっ……見たい、おねが、っ」



ちら、と手首を見ると、タオルが擦れたのか赤くなってしまっていた。

手首のタオルをはずすと、見えないながら手を伸ばしてして、



「!」



俺の首に、腕を回した。
痛いくらいに、ぎゅうぎゅう抱き付かれる。



「こ、わ、かっ……」
「………」



あんまり怯えているから、目のタオルを外した。
涙を浮かべた葵と、目が合う。



「朝倉、さっ……あ、あっ!」



足を抱え直して、奥を突いた。



「……指輪、外すなよ」
「ん、んっ……」



綺麗な唇に、自分のそれを合わせた。



「俺の、モンだからな」
「ぅ、あ、っン、あっ……!」



また葵は白濁を出して、くたりと、意識を失ってしまった。



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