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side.葵



そのまま抱えあげられて、寝室につれていかれた。



「忘れてるわ、お預けくらうわ、せっかく俺が」
「ごめんなさい……」
「本当にそう思ってんのか」
「思って、ます……」



朝倉さんが、くすくす笑う。



「悪いと思ってんだもんなぁ?……お仕置き、しなきゃなぁ?」



そばにあったタオルが、近付く。



「やっ……!」



目隠しされた。
取ろうとすると、両手も頭上で結ばれてしまった。



「やだ、や、とってっ」
「お仕置きだって言ってるだろ」
「う、ぅ、っ……」



ぷちぷち、シャツのボタンが離される。
何をされるかわからない恐怖で、タオルに涙が染み込むのがわかった。



「ひ、ぅっ……」
「敏感になってる」



次にどこを触られるかわからないからか、びくびくしてしまう。

こうなってしまったら、朝倉さんは止まらない。



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