後書 [46/56]


echo、略して反響。全四十五話、読了ありがとうございます。
略さない方が打つのも言うのも早いんだよなあ……。

やっととうらぶで、トリップ畑で育った人間らしくトリップモノを書ききることが出来ました。やったぜ。ノルマクリア感あります。
初の男審神者でした。まあ案の定メインは女補佐なんですが。
彼が審神者らしくしているところも書きたいな〜とは思うので、後日談とかも書けたらなと思います。まあ終話直後の彼は審神者業とかしてられんと思うんですが。思う連呼しすぎでは?

二人はこの先も、審神者と補佐としてとうらぶ世界で生きていきます。
いまつるはあるじさま大好きだし、敵方の女も補佐のこと大好きです。いまつるはともかく、敵方の女が何故そこまで補佐を愛しているのかは、女も語りませんし誰も知りません。女はこの先もずっと、永遠に、補佐が死ぬまで、彼女の耳元で色んな事を囁き続けます。いまつるも、勿論他の刀剣男士も、主を手放すことは絶対にありません。
愛ってこわいね!

なんか本編に入れる隙間がなかったんですが、補佐は女によって刀剣男士の嘘と真を察する能力を得ました。
刀剣男士は元から神として人間の嘘と真を知るくらいの能力は持ってたので、これで補佐と刀剣男士間で嘘はひとっつも通用しません。殺伐!

ちなみにですがイメソンはボカロの「ぼくらはみんな意味不明」でした。


○軽いキャラ設定とか

・霊力供給機/審神者補佐
二十五歳で買い物帰りに既知トリップ。多分なんかの正社員やってた。別に社畜ではない。多分村正実装前後くらいにトリップした。
ツッコミ入れる時とかは口悪くなるけど、基本的に普通。敬語もまあ喋れる。
本丸の刀剣男士に対しては今後もずっと、さん付け及び敬語のまま。短刀もさん付け。膝丸と髭切にのみ、呼び捨て+時々タメ口。余所の刀剣男士はガッチガチの敬語で様付けする。だってなんか余所の刀剣男士怖いじゃん。
審神者のことは元同級生→相棒→世界で一番大事、くらいの印象変化。顔が好みじゃないので恋愛感情はゼロ。

・審神者
二十歳で成人式後の同窓会帰りに無知トリップ。大学在学中。バイト先で出会った同大学の後輩と付き合っていた。
基本的に口が悪いけど、汚いわけではない。自分の刀剣にはタメ口、膝丸にはお前とか奴とかは言わないけどタメ口、髭切には敬語。余所刀剣にも一応敬語。
無知トリップだけどトリップ先の男審神者が出来てる人だったため、療養期間含め五年も経てば立派な審神者になれました。
終話後、落ち着いてからは補佐が既知トリップだと知るので、それも含めて戦績は常に右肩上がり。補佐が知らない時期まで進んでも普通になんとかなる。五年間はそうしていたわけだし。
刀剣男士、特に今剣からの神様的愛情には気付いていない。人を疑うことをあんまり知らない、恵まれた環境で育ったパリピ。やや天然な節がある。
補佐のことは唯一の希望→唯一の仲間→俺のもの、くらいの印象変化。終話後は更に独占欲が悪化するけど、髭切が普通に怖いから多分大丈夫。顔が好みじゃないので恋愛感情はほぼゼロ。

・審神者の刀剣男士
古参刀剣は審神者の保護者、それ以降は審神者のマブダチ、といったところ。
一回そうと思い込んだら余程のことがなければ自身の意見を変えられないところがあるのは、審神者への忠誠心云々というよりは審神者の性質が影響している。鶴丸のあれそれは忠誠心>影響って感じだと思うけど。
審神者が和食派だったのと、元が日本刀であったため、和食ばっか作ってたし作れなかった。補佐が来てからの一年間も、時々食べはしても作ってはない。終話後は補佐との関係変化もあって度々洋食も作るようになる。
堀川視点でもあまりフォロー入れられなかった気がするのだけど、堀川含め班長たちは補佐を歓迎してなかったわけではなく、週四で離れと蔵の掃除当番にしていれば、刀剣男士に気兼ねなく好きに休めるよね!という配慮だった。伝わらなかった。
序盤の岩融は歓迎してなかったというより、あまり視界に入ってなかった。宗三含め無関心に近い刀剣もちらほらいました。
終話後は主大好き!だから主の大好きな補佐も好きだよ!くらいのスタンス。

・補佐の膝丸と髭切
政府の保管室で出会った、他本丸の刀剣同士。膝丸の元主は霊力枯渇による病死。髭切の元主は本丸襲撃による戦死。
鶯丸視点回で言っていた通り、補佐の霊力は本丸に馴染めば馴染むほど徐々に清浄なものになっていったので、これには髭切もにっこり。美食家でも家庭料理は食べられるけど、やっぱ三星レストランのフレンチフルコースだよね!
膝丸は質より量派だけど、綺麗な霊力であればそりゃより良いのでこちらもにっこり。
膝丸→補佐は一度守れなかった経験があるので、何が何でも守る!最悪神隠ししてでも命は救う!くらいのアレ。
髭切→補佐は、割と保護者感。弟の彼女を見るような感じ。彼女じゃないけど。でも僕の前でいちゃいちゃはやめてね。いや嫉妬じゃないけどね。

・歴史修正主義者の女
だいたいは本編で書ききった通り。補佐を手に入れるための座標として審神者を利用し、補佐の霊力を持ってったのも全部この人。
三日月ばりの顔面偏差値に、ハスキーボイス、女にしては長身。描写してない気がするけど、イメージは全身黒。口調はちょっとだけ鶴丸的な、飄々としてる感じを意識してました。
自殺した後は刀剣男士にも見えない形で補佐に取り憑き、ワンチャンいつか歴史修正主義者側になってくんないかな〜と思いつつ補佐が生きられる道を示していく。ちょっと悪質な守護霊といったところ。
審神者を傷つけたり見捨てたりしなかったのは、補佐のためでもあるけど、終話タイトル通りの理由もちょっとだけある。いまつるも同じく。

・先輩審神者
審神者の身元引受人みたいな立ち位置。三〜四十代くらいかなあ……甥っ子あるいは息子を見守るような目で、審神者を遠くから保護してます。
それなりにベテラン。
事情を全て知ってるわけじゃないけど、審神者の支えとなり霊力供給もしてくれている補佐にはかなり感謝している。


設定書くのって何でこんな楽しいんでしょうね?以上です!

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