後書き [118/118]


道なんて無い、略して無道。全116話読了、お疲れさまでした。

百話越えの話を完結させたのは人生初です。書く方も読む方も疲れるよなあという感想しか今のところ持てません。
一年で百十話ちょいって三〜四日に一ページくらいのペースになるんでしょうか。だとすると狂ってんなあと思います。暇人か。

元ネタはやたらハイテンションギャグだったのに、いざ連載化して全話を通して見るとドシリアスな話となりました。
キャラにも夢主にも酷いことばかりしてしまったと罪悪感でいっぱいです。特に伊達主従ほんとごめん……自分の罪は認めてますごめん……。
でも主1の悪逆無道さを出すためには必要な行為だったと思ってます。

無道はタイトル略称通り、夢主たちの道に外れてる感をメインにした話でした。
ある意味二人ともヤンデレです。ヤンデレこわいね。

二人は自分の考えた通りのルートに従って動いて、結果自分も相手も幸せには出来ませんでした。
一方だけからの強い想いじゃ、誰も幸せにはなれないんだろうと思います。
想いの方向性と量が一致して初めて、恋愛的な意味での幸せが得られるんじゃないかなーとかなんとか。
この先二人は何回もループするんでしょう。その先に幸せがあるか無いかなんてわかんなくても、時間は勝手に進むので否応無しにループし続けるんでしょう。

途中でだれたり詰んだりもしたので文章的に気に入ってないとこも多々ありますが、とにかく完結できて肩の荷がひとつ下りました。
無道が完結できたのもメルフォで温かな言葉をくださった皆さんのおかげです。ありがとうございます。
これからも皆さんのお暇潰しとなれれば幸いです。

20141014 誘

 
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