「なまえーなまえー」 『…』
無言でジトリ、と俺を見つめ(睨み) 自分の鞄からイヤホンを取り出した。つまり、…"話しかけるな"と。
「なまえーなまえー」 『………かずくん』
何度も名前を呼び続けると勘弁したのか、イヤホンを耳から外した。 (俺を鬱陶しそうに見つめる(睨み付ける)顔は変わらないが)
『私はね、星月学園に入るために受験勉強をしてるの!邪魔しないで!』 「可愛いなあ、お前はー」 『人の話聞いてる!?』
頭を撫でて腕のなかに閉じ込める。危ないのでシャーペンはお預かり。 ぽいっと机にぶん投げ未だに腕のなかで暴れるなまえの頬にキスを落とす。 それだけで顔を真っ赤にして大人しくなるものだから まったく可愛いやつだと思わずには居られない。畜生可愛いな。
「ばーか」 『な…っ馬鹿じゃないし馬鹿じゃないし!かずくんうっざい!』
お父さんみたい嫌い!とまるで反抗期の娘だ。 俺はこんな娘に育てた覚えはなーい。
『もうやだ嫌い!落ちたらかずくんのせいなんだから!』 「そりゃ困る。学園中の生徒に俺の彼女はこんなに可愛いことを自慢することが夢だったんだけどな」 『今からでも志望校変えてやる!』 「駄目だ」
俺の手の届くところから離してやるもんか。 そう言うと、なまえの顔はみるみるげんなりしていく。 え、なんで今の俺超かっこよくね。
『かずくん………キモいわー…』
勉強するから離して、そう言ったなまえを仕方なく離してやるといそいそと机に向かい放ったシャーペンを掴みまたノートに字を書いていく。
でもな、知ってんだ。 お前の髪から覗く耳が真っ赤なこと。
可愛い照れ隠し (かっわいいなあ…)(キモいよかずくん。Mなの)
◎付き合っててうざがられるぬいぬいでした^^
まあ可愛い(?)幼馴染みのツンデレちゃんですね(笑) でもぬいぬいはうざがられるぐらいベッタリがデフォルトだと思うのは私だけ?^▽^
これにて50000終了です(`・ω・´) お待たせして大変申し訳無いです!(;ω;) リクエストありがとうございました!!!!
2011.09.05 望
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