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>> 表現方法

ちゅっ。
耳に、手首に、唇にリップ音を響かせながらキスしていく。

腕のなかで身体を捩るお前が可愛くて更に力を込めて閉じ込めた。

『か、ずき会長…!』
「なんだ?」
『他の、皆来ちゃいますよ!』
「今日は生徒会は休みだ」

はあ!?と声をあげられる。
そりゃそーか、昨日メールで「明日生徒会あるからなー(顔文字)」と送りつけたからな。

「久しぶりにイチャイチャしたかったんだよ、最近構ってあげられなかったからな」
『っ〜〜〜…!一樹会長の、バカ…っ!』

顔を真っ赤にして照れるなまえの頬にまたキスを落とす。
あ、そういや。この前携帯で面白い記事みっけたな…。

「なあ、なまえ」
『はい?』
「俺の身体のどこでも良いからキスしてくれよ」

大分溜めて、はい!?とオーバーリアクションの反応が返ってきた。

「別に良いだろ?」
『やっ、で…っ出来ません!』
「何でだよ、どこでも良いって言ってるだろ?」
『っ〜〜〜…』

ほら早く、急かしてみると上目遣い気味に俺を睨む。

『ど、っこでも良いんですね…!?』
「おう、目瞑っといてやるよ」

真っ暗な視界、これで目開いてなまえが居なかったら俺泣くな…。
本気でそんなこと考えているとふわりと薫ったなまえの香り。
居るな、その事実に頬を緩ませていると手を掴まれ、
甲になまえのキスの感触。

「手の甲、か…」
『だ…どこでも良いって言ったじゃないですか!』
「いや別に良いけどな」

確か手の甲は…、
敬愛、だったっけかな。

「お前らしいな」
『意味が分かりません!』
「いえいえ、こっちの話ですよ」

そう言ってまた俺はなまえにキスを落とした。

首筋へのキスは
気持ちの表現方法
(執着、な)(耳とか喉とかだったら手っ取り早く襲えr…いや何でもない)



◎小林優さんリクエスト
一樹でキス22題でした^ω^

リクエストを貰ったときにえろい一樹しか
思い浮かびませんでしたすいません^p^←

ちなみに22題全ては使えそうになかったので使わせて頂いたものだけ
紹介です

耳→誘惑 頬→満足
手首→欲望 唇→愛情
手の甲→敬愛 首筋→執着
でした。えろいのばっかアハッ!(°∀°)←

小林優さんリクエストありがとございました!(*´▽`*)


2011.05.20 望

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