眼鏡くんに貸したタオルはそれから2日かかって戻ってきた。以外に早い。びっくり。
「このタオル貸したのか…」 「え、うん。なんか問題あるの?」
貸したタオルは青だったからいいやと思っていたけど松…た…いや薬中さんにとってはアウトだったらしい。
「名字、せめて普通に呼んでくれない?」 「あ、ごめん。薬…いや松本くん」 「…あー、うん…。でさ、話戻すけどなんでペンギンなの?」
「タオルの柄の話か!?」 「それ以外何話してたんだよ…」
松本くんは地味に突っ込んでくれるけれどタダくんよりか勢いがない。勢いがあれば完璧なのになあ。まあ、松本くんじゃあ無理か。友人が友人だもんな…。
「なんだ、笹原。こっち見て」 「いや坊主よ。私は君の考え方がわからないだけなんだよ…。意味不明だよ…」 「坊主はやめろ」 「いや坊主だよね、たかひろくん」 「…えっ、名前。というか俺にふるの?!」 「だってやっちゃんもサオリンも用事があっていないんだもの。仕方ないじゃない名前」 「ミ●ヲみたいに言うな」 「さーせん」
時間的には放課後。やっちゃんは委員会でいないし、サオリンはデート(笑)でいないし…。私は基本一人で帰ることをしないので、やっちゃんを待っている。まあ鞄がクラスにおいてあるから帰ることはないと思うけど。
「というか二人仲良かったんだ」 「「いや、話したの一年ぶりだから」」 「あ…、そう…」
ありのままってむずかしい
(何やってるの…名前帰る?) (やっちゃん!帰ろ!じゃあね二人!) (おー、また明日) (いや明日土曜だよ) (あ…、うんじゃあ、月曜に…)
120527 久々に。 書き方忘れてました…おう
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