もじ | ナノ
※ツ○ッターの話
(顔文字が使用されます。苦手な方は閲覧を控えてください)





携帯が震え、メールが来たことがわかった。メールの内容で私は新しいフォロワーさんが増えたことを確認した。名前はまだ未設定で使って間もないのかなあと一人思った。フォローしたって私そんな変なこと呟いてないし、面白くないんだけどなあ…。
今、何してる?という画面が目に入りカチリと
【布団の中で眠気待ちなう】
と呟いた。ちなみに時間は深夜。起きている人が少ないだろう。とりあえず更新して、携帯を閉じようと思いメニュー画面から更新ボタンを押す。青く染まった私の内容と黄色く染まったリプライがあった。それは先程フォローしてくれた人だった。多分、みそぎ、と書いてある。漢字難しい。

【目をつむって深呼吸すると寝れるらしいよ】
【ありがとうございます。やってみます。ついでにリフォローさせていただきますね】

彼のページへ行きフォローボタンを押し、私は携帯の電源ボタンを押した。そして教えて貰った通りに目をつむり、深呼吸をする。じんわり、と眠気が襲ってきて、私はその眠気に抗うことなく落ちていった。

【寝たのかな?おやすみなさいアリスさん】


―――――

ふわあ、と伸びをして時間を確認。まだ寝れそう。私は携帯を手に持ちツ○ッターへと繋ぐ。リプ欄には教えてくれたみそぎさんのとおやすみリプが来ていたので
【おやすみリプありがとうございました。お陰でぐっすり寝れました(´ω`●)】
と可愛いらしい顔文字をつけてみる。そして私は電源ボタンを押してまた眠りの世界へと落ちていった。

―――――

『名前ちゃんはちょっと人を疑ったほうがいいんじゃないかな?』

へらり、と笑う少年が携帯を見つめていた。

『多分また寝たのかな?起きたら、名前ちゃん宅へ向かおうかなあ。今日は誰もいなくて淋しいですーって呟いてたもんね!』


うたがいなさい

親切とは、怪しいもの
個人情報は大切に



111204
球磨川さんツイッターやってそうで…。


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