もじ | ナノ

私の知り合いはおかしいやつが多い。

『裸エプロン着てよ!』

ほら、ここに一人。

「めだかに頼めばいいじゃない。喜んでやってくれるんじゃないの?」

そして名前を出した彼女もその一人。生憎、私は普通なんだよ。そんなこと出来るはずがないだろう。

『めだかちゃんはやだよー。ちぇ。名前ちゃんならやってくれるって思ったのにぃ』
「思い違い甚だしい」

ばっさりとくだらないことを言ってやる。そうじゃないと、大変だからだ。荒療治でもやってきそうだし。

『でも名前ちゃんの写真で想像してるし大丈夫か!』
「あほか」

最悪だ、こいつ、寒気してきた。あとなんで写真持ってるのおかしいじゃない。

『ほら、写真』

すっと胸元辺りから写真を取り出され、私の目元へ寄せられる。そこには有り得ない光景が広がっていて、勿論私自身そんな思い出はないのだが…。

「…これ、合成写真でしょ」
『ピンポーン』

明るく答えをいう彼に私はため息しかつけることしかなかった。

はだかえぷろんは!




111113
球磨川は変態です
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