※燐と雪男と絡みます。
表記奥村ですみません
ついでに雪男視点
あの二人は何をやってるんだと僕はため息をついた。
兄さん側のスペースからは彼女と兄さんの笑い声。集中なんて出来るはずがない。
「静かにしてくれませんか」
「えー、雪男も一緒にポキーゲームしようよ」
そういって彼女は僕にポキーを見せる。まあポキーは美味しいとは思うが、何故ポキーゲームなんかしなければならないのか。どうせ、最後はキスみたいな落ちがあるのは知っている。
「何が楽しいんですかそれ」
「雪男やろーぜ!」
「兄さんが今日の宿題が済んだなら」
うっ、と息を詰まらせ兄さんは黙り込んだ。ほら終わってない。どうせ兄さんのことだから終わらないだろう。
「雪男、なら燐が宿題終わりに出来たらポキーゲームしようか」
「わかりました」
そう了承し、僕はまた仕事へとシフトした。
「燐、ここ違う」
「えっ」
彼女は、兄さんに宿題を教えているようだ。どうせまだ終わる気がしない。
数時間か経ち、静かになったなあと周りを見渡す。そこには机に突っ伏す兄さんと兄さんに寄り掛かって寝ている名前の姿があった。
「ほら、やっぱり」
僕は兄さんの机の上に置いてあるポキーを一つ食べ、伸びをした。ちらりと宿題を見ると一応全て埋まっているようだった。
「名前ありがとう」
僕は聞こえるか聞こえないかの声音でお礼をいい、自身の顔を彼女の唇へと近付いた。勿論チョコレートは少しつけたままで。
遊びはいい加減に
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ポ●キーの日ラストでした!
最初は兄弟の間をぱきりと貰っていく妹の予定でした。
何故こうなった。
ついでに塾の生徒ですが、学園には通ってないです