塾に行くついでに私はかばんから袋を取り出した。
友人から貰ったお菓子である。
「今日はね、ポキーの日なんだよ?」
そう言って、私に白いチョコレートがついているポキーを一袋くれた。多分お腹いっぱいだったからくれたのだろう。
私は塾へ行くまでの道のりをパキリ、パキリとポキーを折り、食べながら向かっていた。
「名前ちゃんやん!」
「れんぞ、ふぁ、」
「な、何や、その…!」
顔を真っ赤にして私を見る。何も面白いことなんてないと思うんだが。
「ポキーのホワイトチョコですね、半分くれませんか?」
そう言われ袋を見ると今私の口に入っている(今さっき入れた)のが最後だったらしい。私は口からポキーを出し、彼に腕を伸ばした。
「いやいやいや!、あ、そや!名前ちゃんまだ加えてて下さい」
そう言われ、伸ばした腕を引っ込め先程入れていたほうをまた口にいれる。
「いただきます」
そう廉造は言ったが、食べる雰囲気がない。顔赤いし。
「名前ちゃん、いくで」
私が加えていない方のポキーを彼がぱきりと折って食していく。とりあえず私も食すべきかと思い少しぱきりと口に含む。
顔が近い。唇もあと廉造が一口食べればくっついてしまうほど。
「いひまふえ」
そういって彼は、一口食べついでに私の唇までも奪っていった。
ゲームをしようか
「驚きませんでしたね?」
「友人が積極的になれってくれたから」
「好きですわ!!」
「…同じ」
111111
ポ●キーゲームしたい。
ついでにこの夢主感情をあまり出さないようにしてます 多分。