もじ | ナノ
「さとーさん、さとーさん!」

そういって種島先輩が佐藤さんを呼ぶ。あれ、でも佐藤さんが好きなのは轟さんで種島先輩のことを好き(多分)なのは、かたなしくんで。…あれ、かたなし?たかなし?まあいいか。よくないけど。

「あのねっ、相馬さんが…―」

見たい訳ないのに目がおってしまう。嫌だなあ、未練がましいよ、私。

「名字さん、仕事してください」
「小鳥ちゃん…!」

名字わかんなくてごめん。とりあえず小鳥ちゃんで通せばいける、って思って…!

「名字さん、名前覚えてください」
「そうた、君でしょ?」
「間違った、この人には漢字を覚えさせなきゃダメだった」

変な突っ込みをもらいつつ、私は佐藤さんを見て、わしゃわしゃと弄られてる種島先輩を見てちょっと、悲しくなった。

「構って、とかいえないし。仕事、するか」

んーっ、と伸びをして私は制服を整える。

「真昼ちゃん、交代!」
「はい…!」




今日も、いつも通りでした。
(貴方を見ることも、
ちょっと嫉妬しちゃうことも)





110921
初、working夢。
アニメのみの視聴だとこうなる…。
漫画かおう。



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