もじ | ナノ
あっつい日差しを浴びながら私は彼を待っていた。
約束は、既になくなってるけど。

「どうしようもないよね、」

私は一人愚痴る。
最近は面白いこともないし。
あーあ、つまらないや。
笑みを無駄に重ねてみたり、してみるけど意味ないし。

考えたりすることをやめると彼の笑顔が出てくる。
「ケセセセ、」というアホっぽい笑い声と共に。

「どうしようもないじゃない」

でも彼と私は住んでいる世界は違うんだ。
ああ、彼と同じ世界を見たい
無理ではないでしょう。

言いたいことあったのに彼はいつも知らんぷりだ。

「あいつめ…」

何故かいらいらしてきた。

「バカベルトオオオオ」

叫びながら彼を探す。
ついでにいうと校内で、私が待っていたのは屋上。
いつも屋上にいるのにいないから。

「ばかみたい、とりあえずあいつに、言わなくちゃ」



こんなにも簡単で難しいこときっと君はもう気付いてたんでしょう?

だからこそ、笑い合えるんだ――…


  after this


110522

におPさんのafter thisから!
おされな曲なので聞いたことない人は是非!

起承転結が欲しい本当に。


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