バクラ「…なぁ…<ソファーに座り、名前を抱き締めてる>」
名前「なぁに?」
バクラ「…好きだ…」
名前「…へへっ…あたしも好き…」
バクラ「…マジで…好きだ…」
名前「…うん…好き…だよ…」
バクラ「あ〜…好きだ名前〜…」
名前「…バクラぁ…好きぃ…」
バクラ「…いや、名前の好きよりオレ様の好きの方が強ぇな…」
名前「あ、あたしだってバクラに負けないくらい好きだもん!!<立ち上がり、バクラから少し離れる>」
バクラ「いや、オレ様の好きの方がでけぇなっ」
名前「あたしだってものすっごくバクラのこと好きだもんっ!!」
バクラ「ハッ、オレ様の愛の方が深けぇよっ」
名前「あたしの方がずっとずっと深ぁ〜くバクラのこと愛してるもん!!」
バクラ「い〜や、オレ様の方が好きだっ!!」
名前「あたしだってバクラが大好き!!」
バクラ「オレ様はもうわけわかんねぇくらい名前が好きなんだよ!!<思わず立ち上がる>」
名前「あたしもどうすればいいかわかんないくらいバクラが好きなのっ!!」
バクラ「くっそぉ…負けねぇ!!オレ様の方が好きだっ!!」
名前「あたしも負けないっ!!バクラが好きっ!!」
バクラ「好きだっ!!好きなんだよ!!名前が!!」
名前「バクラが好きっ!!好きっ好きっ、好きなの〜!!」
バクラ「んだとぉ!?オレ様は狂っちまうくらい名前が好きで好きでしょーがねぇんだよ!!」
名前「もう!!あたしは一緒に溶けちゃいたいくらいバクラが好きなんだからっ!!」
バクラ「クソっ…どれだけオレ様が名前を愛してるかたっぷり教えてやるよっ!!<名前を指差す>」
名前「あたしだって!!毎日バクラのことしか考えられないってこと教えてあげるよっ!!」
バクラ「覚悟しろよっ―――――――
ガンッ!!<フライパンがテーブルに叩きつけられる>
バクラ&名前「っ!?!?!?<音がした方を見る>」
宿主「い〜い加減にしてよっ!!!!!!」
バクラ「や、宿主っ!?」
名前「了くん!?」
宿主「君たちはどんだけバカップルなの!!どっちがどれだけ好きかで言い合うとか!!信じらんない!!バカすぎ!!」
バクラ「宿主、落ち着けっ!」
名前「了くんっ、ご、ごめんねっ!?」
宿主「信じらんない信じらんない信じらんないっっ!!バカップルすぎるっ!!そんなに好きならこれから一生1つになってりゃいいでしょー!!もぉっバカー!!<フライパンをテーブルにガンガン叩きつける>」
バクラ「これから一生1つにって…、そりゃおめぇ発言としてだいぶ問題がっ…」
名前「了くん待ってっ落ち着いて!!テーブル壊れちゃうよっ」
バクラ「いや、壊れるとしたらフライパンのほうが先だろ」
宿主「もぉいやだぁぁぁぁぁ!!こんなバカップルとひとつ屋根の下だなんて限界すぎるぅぅぅっ!!うわぁぁぁぁぁんっ!!出ていってやるんだからこんな家ー!!!!<玄関から外に飛び出す>」
バクラ「ま、待て!!宿主っ、宿主ー!!<慌てて宿主を追いかける>」
名前「了く〜ん!!<同じく宿主を追いかける>」
〜しばらくして〜
バクラ「…クソっ…なんでこういう時だけ足が速ぇんだ、アイツは…<しばらく宿主を探し回ってた>」
名前「どこ行っちゃったんだろ…了くん…そろそろ夕飯なのに…<同じく宿主を探し回ってた>」
バクラ「お、今日の夕飯なんだ?」
名前「今日はねぇ、ビーフシチュー♪」
バクラ「フッフーゥ♪いいねぇ♪よし、帰って食おうぜ!!宿主はいつか帰ってくるだろ」
名前「そだね♪よ〜っし!!めちゃめちゃ美味しく作るぞ〜!!」
〜武藤家〜
王様「ふふ…ははっ…可愛いなぁ…名前…好きだぜ…<泣きながら名前の写真を見つめてる>」
相棒「…………」
宿主「…………」
王様「…あは…ははっ…なんでだ…こんなに好きなのに…はぁ…名前の唇…柔らかそうだぜ…」
相棒「…失恋してから、家にいるときはずっとあんな感じなんだよ…ウザすぎってゆーか、キモすぎでしょ?」
宿主「…うん…これはちょっと…さすがに…(はぁ…ここも地獄かぁ…)」
宿主の家出
(もう絶対あんなバカな言い合いしない?)
(しない!!)
(しねェ!!)
(…………信用ならない!!)
(りょ、了くーん!!)
(宿主ぃぃぃぃぃぃ!!)
――――――――
バカップル失礼しました
バクラは自分の体ゲットしてます
そして、ヒロインと宿主とバクラで三人暮らし
王様はふられました←