伊呂波歌13 | ナノ  
(:伊呂波歌で47題:13:

い:一番近くの遠い人
ろ:論より証拠と結果論
は:はにかんだのは君の為
に:二児の母にはなれぬとも
ほ:本当の恋を知りたくて
へ:変幻自在の感情は
と:とにかく貴方に会いたくないの






ち:近付いては駄目ですか?
り:林檎の妄想に明け暮れて
ぬ:沼には悪魔が眠ってる
る:瑠璃色の死神
を:お情けちょうだいな






わ:別れ話をはじめましょう
か:川に投げたのは誰の身か
よ:夜顔が月を抱く
た:打開出来ずに涙
れ:霊には知らぬ事はないでせう?
そ:疎外感と嫌悪感

(夜顔(よるがお)/ヒルガオ科の白い花。干瓢の原料となるユウガオ(ウリ科の植物)とは別物を指す。花言葉は『妖艶』『夜』『夜の思い出』)






つ:続きは地獄で
ね:妬んだ言葉と愛憎の罠
な:泣いたら負けでしょ
ら:螺旋の感情に花を添えて
む:紫色の心の奥で






う:内気な鬼にはご注意を
ゐ:いつものように笑うから
の:飲まないウサギ
お:大きな愛情を星空に打ち上げて
く:唇に紅を指して
や:寡婦の独り言
ま:まだ、死なないの?

(寡婦(やもめ)/夫を亡くした妻。未亡人。)






け:敬愛せしは偉大なお人
ふ:普通じゃない普通の子
こ:言葉語って、言の葉騙って
え:永遠的に歪んだ愛を
て:手を繋いで






あ:相手にしちゃあいけないよ
さ:最初で最後の恋愛でした
き:霧の中より
ゆ:夕焼けに嫉妬
め:名物夫婦と兄弟喧嘩
み:身代わりになってくれた猫
し:死神に会いたくて






ゑ:永遠に永劫的に永久を望む
ひ:人の心に悋気を起こし
も:燃える情熱を君に
せ:全世界で一番の愚考
す:相撲取りに抱き上げられて

(悋気(りんき)/嫉妬)
(※相撲取りに抱っこされた赤ん坊は健やかに育つという風習があります)



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