伊呂波歌10 | ナノ
(:伊呂波歌で47題:10:
い:逝かなければならない罪
ろ:労働者の戯れ言だとしても
は:馬鹿には出来ぬ
に:濁った笑顔の裏の裏
ほ:本当は大嫌い
へ:平常心すら敵対心
と:とても楽しい悪魔の話
ち:チュッと響いた恋の音
り:吝嗇せしはその想い
ぬ:脱ぎ捨てた罪と罰
る:累々と積み重ねたのは自由の花
を:大いなる父の名に縋(すが)る
(吝嗇(りんしょく)/ひどく出し惜しみをする様)
わ:若葉のような
か:可愛いなんて知ってるの
よ:ようこそ私の中へ！
た:淡々として熱愛
れ:連絡は来ずに
そ:それでも俺は愛を知らない
つ:作り笑顔のお姫様
ね:猫は愛を歌う
な:凪いだのは心の風
ら:楽観的なミミズクの横顔
む:無自覚天然女ったらし
う:うさぎの背中と哀愁の歌
ゐ:一番になりたくて
の:喉に手を添え、力を込めて
お:おお、私の幸せよ
く:苦しくたって逃げ出さず
や:止められないのは誰の所為？
ま:まやかし物のその涙
け:現在進行形で恋をする
ふ:文は闇に消ゆ
こ:これからの事を話しませう
え:怨恨から始まる愛なんて
て:手に汗握る不倫劇
あ:愛も恋も無かった事に
さ:さあさ、お立ちあい！
き:気にしたら負けですので
ゆ:弓形(ゆみなり)に反らせたその肢体を
め:目に物言わせてやりましょか
み:皆より自分
し:死なせておやりよ。
ゑ:ええい、ままよ！
ひ:独りぼっちの明るい日
も:もう後ろは見やしまへん
せ:全力恋愛症候群
す:煤払いして厄も落として
【BACK】