伊呂波歌4 | ナノ
(:伊呂波歌で47題:4:
い:生きるのは楽しいですか
ろ:朗報は駅で聞く
は:破滅を歌う彼の声
に:にべもない赤子
ほ:褒めて伸ばして!
へ:経巡りまして、久方の再会
と:殿様商売なんでせう?
(にべもない/愛想がなく、素っ気ない様)
(経巡る(へめぐる)/あちこちを歩き回る)
(殿様商売/のんびりと構え、利益を上げるための努力も工夫もしない商法を皮肉っていう語)
ち:稚気に動けば
り:律儀な兎は穴に泣く
ぬ:盗まれた恋心
る:涙腺は緩めど
を:贈り物は殺人鬼
(稚気(ちき)/子供っぽい様子。子供のような気分)
わ:我は虎の子
か:感じれば快感となり
よ:よしんば死んだとしても
た:頼りにしてよ!
れ:0点取った次の日は
そ:そわそわ記念日
(よしんば/例えば。仮に。)
つ:月の縁で踊る
ね:猫の額は広くない
な:泣かない妻に
ら:雷雲に夢を見た
む:無痛の天使
う:裏切りの詩章
ゐ:井戸の中は不思議色
の:野山に咲く福寿草
お:奥さんと呼ばれたら
く:苦労の玄人
や:病み上がりの神様
ま:間違いだらけの君と僕
(詩章(ししょう)/詩歌と文章。文字によって表されたことばの総称)
(福寿草(ふくじゅそう)/キンポウゲ科の多年草で、めでたい花とされ、正月用の鉢植え・盆栽などに使われている)
け:決壊したのは涙か想いか
ふ:普通に好きなんだ
こ:これは私の日記ですか?
え:永遠を感じた子豚
て:手を離したら堕するから
あ:天駆ける天女
さ:逆さま逆さ
き:記憶が貴方を追いやって
ゆ:夢が破れる瞬間は
め:迷惑知らずの逃亡者
み:南に想う北の者
し:しからずんば死ね
(しからずんば/それならば)
ゑ:延期された結婚式
ひ:一人ぼっちのお正月
も:目標は君の横
せ:世界は広いと彼は言う
す:好きの二文字に愛憎を
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