咲月と赤司の特技だか趣味だかが乗馬なうえ２人ともハサミキャラらしいので会わせてみた

あと微妙にジャンプネタバレあり


「私たちハサミコンビですってよ赤司くん」

「らしいね朝野さん」

「全く以て心外ね」

「ああ、全く以て心外だ」

「別に常用してるわけじゃないのに」

「僕は僕の正しさを証明するために使っただけなんだけどね」

「…それどういう使い方したの？」

「ん？普通に相手にめがけてザクッと」

「だめでしょそれ」

「何故だい？」

「何故って」

「邪魔者は排除する、これが一番手っ取り早いと思わないか？」

「それもそうか」

「おおおい納得すんなよ！！？」

「あ、不知火先輩」

「誰だこの変な前髪は」

「俺の名前は不知火一樹！こいつの先輩だ」

「いえ違います、赤の他人です」

「おいコラ！！！」

「すまないけど帰ってくれるかな？僕は人見知りなんだ」

「ウソだろ！？咲月と初対面じゃなかったのか！？」

「…………」

ビュッ

「ウオオオッ！？あああぶねええええ掠った…！」

「あ、赤司くん…！」

「テメッなにすんだよ…！？」

「いいぞもっとやれ赤司くん」

「咲月テメエエエエエエ！！！」

「よく避けたね。今の身のこなしに免じて小指一本で許してあげるよ」

「それ許されてなくね！！？」

「ピーピーうるさいですよ先輩小指の一本や二本いいじゃないですか」

「よくねーよ！！！」

「ごめんね赤司くん、この前髪で許してやって」

ザクッ

「ウギャアアアアアアアアアアア！！？」

「いやそれはいらない」

「そう、じゃあ捨てましょう」

「俺切られ損！！！！」

「髪なんかまたすぐ生えますよ。今度育毛剤買ってきてあげますね」

「その優しさで泣く」

「僕も勝ってきてあげようじゃないか」

「一応聞くけど何に！？」







「うわああの灰色の髪の人チョー不憫ッスねー。正直灰色の髪の人は好きじゃないんスけど…あの人には同情するッスわ…」

「人見知りの赤司君を迎えに来たんですが…案外大丈夫そうで安心しました」

「髪を切ってポイ捨てするのはよくないのだよ。公共のマナーがなってない」

「お前それ今度赤司に言えよ」

「アララ〜？もうお菓子ない…」



おわる
つづかない

不知火先輩かませ犬でごめん