ボールペンプレイ(笑)な帝青/エロくない/帝人がボールペンぶっすり








カチカチカチカチカチカチ。
ちょっとした恐怖だ。まるでそれを言えばバカにしたように聞こえるかもしれないが俺にとっては至って重要なことで次はどこを刺されたい?なんて笑顔で聞いてくる方が悪い。片手には悪趣味と言うに相応しい手錠が嵌められ、その先には熱湯が入ったバケツがあった。無駄に動くと絶対に全身にかかる。帝人先輩は悪趣味だ。だけど、それすらをも越える思いのたけを持っているのは自分の方でそれが如何にも笑えた。ただの苦笑?自嘲?
まぁ、どっちでもいいけど。


「どこも刺されたくは無いですよ。」

「じゃあ、書いてあげるよ。名前。」


そう言った帝人先輩が腕に書いたものは竜ヶ峰帝人という先輩の名前だった。まるで自分の持ち物に名前を書くみたいにしたそれを満足そうに眺めて字の上を舐めた。舌が離れるとそこだけ冷たくて不思議だった。その後逆側の手に泉井青葉と俺の名前を旧姓で書き、その隣に思い切りボールペンを刺して赤く名前が濡れた。


「青葉くんはさ、昔の名前は嫌いだよね。」

「…っあ…嫌い…ですよ…。」
「だからこうやって直してあげるよ。」


グリグリと差し込んだボールペンを取り出して泉井の上に黒沼と血で書き直した。



【書き換える所有者の印と個体名称】



(じゃ、治療してあげる。動かないでね。あ、終わってもまだ全部終わって無いから帰っちゃダメだからね。)





2010,03,18

日記ログ

帝青もっと書きたい。帝正も帝臨も帝静も、帝人攻め書きたい。







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