窒息死しそうだった。

「ごめん、とは言えない」

酸素が足りない。

「許さなくていいよ、緑間」

いっそこのまま、海の底で心臓を止めてしまえたなら。

「あ、かし、」

お前もろとも、死の淵に引き摺り込めたなら。

「泣くな、赤司、泣かないで」


愛し君よ、どうか僕を許さないで


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