月日一族


現世と尸・魂界に家を構える特殊な一族。
起源は尸・魂界の始まりまで遡り、門番だった死神がつくったとされている。

どちらかの世界で死するともう片方の世界に転生する。
故に現世で死しても流魂街へは行かず、月深家で生まれてくる。
だいたい10回転生すると魂が一度消滅し記憶が消え、また新たにどちらかの家に生まれてくる。

基本的に月深家の寿命は短く、日生家の寿命は長い。
これは転生の時期のバランスを保つためと言われている。

だいたい死してから転生するまで50年から100年はかかるとされているが末梨は40年弱で転生した。


外部者で詳しいことを知る者は少なく、知っているのは一族の者だけ。
総隊長でも詳しくは知らない。





月深家

〈月の子〉
基本月深家当主の事を指す。
稀に次期当主の場合がある。
生まれたときから決まっていて、霊圧をあげると左手の甲に月の刺青が浮かび上がる。
主に裏で一族を支える。
日の子を『汚れ』から守る。
青龍の斬魄刀を持つ。

〈月の子の使者〉
祠獄詠唱一番・輪によって月の子と主従関係を結んだ者。
月の子と同時期に転生をする。




日生家

〈日の子〉
基本日生家当主の事を指す。
稀に次期当主の場合がある。
生まれたときから決まっていて、霊圧をあげると左手の甲に太陽の刺青が浮かび上がる。
主に一族の全体を取り仕切る。
『汚れ』を知らされないため一族の事をあまり詳しく知らない場合が多い。
白虎の斬魄刀を持つ。

〈日の子の使者〉
祠獄詠唱一番・輪によって日の子と主従関係を結んだ者。
日の子と同時期に転生をする。
こちらも日の子同様一族の事をあまり詳しく知らない場合が多い。





〈祠獄詠唱〉
月深、日生の両家に伝わる鬼道のような術。
月深、日生家の者又は子の使者しか使えない。
呪術や攻撃系の術などさまざまな術がある。

〜一番・輪〜
月日一族の者が月日一族ではない者と主従関係を結ぶために使う。
特に月の子と結んだ者を『月の子の使者』、日の子と結んだ者を『日の子の使者』と言う。

月深家の者が使う場合は『月の呪詛』、日生家の者が使う場合は『日の呪詛』とも言う。









()
- 6 -


prev|next


「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -