「…ねえ、リボーン」
「何だ?」
「私は14日。リボーンは13日。誕生日、1日しか違うよね」
「だから何だ」
「これって、運命だと思わない?」
「…は?」
「だーかーらー、運命なんだよっ!」
「…運命の相手は雲雀じゃねーのか?」
「恭弥さんに決まってるじゃん!ていうか恭弥さん以外認めないっ!」
「付き合ってもねーのに?」
「あと少しだよ、きっと!だってこの前夜這い(ザンザスの誕生日の時)に行ったら抱きしめてくれて一緒に寝たもん!」
「(…雲雀の奴、寝ぼけて抱き枕にしたな)」
「ってそうじゃなくて、私とリボーンは運命は運命でも恭弥さんとは違う種類の運命なんだよ!」
「違う種類?」
「そう!恭弥さんとは恋愛的な感じの運命だけど
、リボーンとは師弟的な感じの運命なの」
「師弟、か」
「うん。あのね、リボーンは私より早く1つ大人になる。そして私はその次の日に1つ大人になるの」
「…」
「ってことは、リボーンが1つ前に進むのを見て、私もリボーンに追いつくために1つ前に進ってこと」
「だから師弟の運命、か」
「リボーンが少し前にいてくれるから私も頑張れるの」
「…たまには良いこと言うじゃねーか」
「たまにはって何!?…ふふふっ。私達、運命の赤い糸ならぬピンクの糸だね!」
「ピ、ピンク!?」
「うん!赤は恭弥さんだから、赤に似たピンクにしようと思って。あ、そうだリボーン。誕生日おめでとう。これからも私の家庭教師でいてね」
「…ああ。サンキュー、ツナ(せめて橙にしてくれっ!)」
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happybirthday、リボーン!
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