1人歩く細い小道
じゃれ合う笑顔にうつむいた
こんなに世界は
色鮮やかなのにため息ばかり溢れてき

いつか聞こえてきた歌は
今の自分をうつしている

"きっと大丈夫だよ"と
言い聞かせた心恨んでも
さらに虚しさは増えてゆくばかり

優しく囁かれると
胸のおくがぎゅっと苦しくなって
息さえできなくなる
泣かないであとすこし
そんな言い訳より今をただ
がむしゃらに生きてみたい


ふわり靡くスカートの裾
馴れ合い寄り添う孤独たち
あんなに未来は
輝いてたけどため息ばかりつもってく

いつか奏でた愛の歌は
今も変わらず響いて

"もっと頑張れよ"と
追い込んだ心見つめても
願い、儚く散ってゆくばかり

優しく囁かれると
子供のようにぐっと甘えたくなって
息さえできなくなる
泣いていい今夜は
そんな優しさより今はただ
がむしゃらにもがき続けて

きっとこの先
もっと大きな闇に惑わされる
そんな時逃げ出さないように
今ここで出口を探してる

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