星のプロミス


動きを止めた時計の針
今ボクはどこにいるのだろう

流れる冷たい風さえも
今はもう心地良くて

無い物ねだり
過去を捨てられずに
膝を抱えたまま夜が明けてゆく

赤い空に浮かぶ
寂しがりやな星が1つ
もう少しこの街を見ていたいと
笑う顔はどこか泣いている
皆が起きるまで お話をしよう


動き始めた小さな世界
今君は空を見ているかな

白く染まった吐息が
羽のゆうに浮かんだ

いつわりのかげ
夢をわすれては
誰かのせいにして時が過ぎてゆく

赤い空にはまだ
寂しがりやな星が1つ
青く染まるまでここにいると
笑う顔はどこか泣いている
世界が起きるまで 話を聞くよ


タイムリミットが
あるわけじゃないのに
いつだって世界は急ぎ足で
疲れた心に気づけずにいるんだ


赤い空に浮かぶ
寂しがりやな星が1つ
また夜が来たらここにくるゆと
薄れてゆく小さな星
世界が起きたなら またあとで

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