Tresure
縺れてく涙の糸
下がらない熱がみょうに切なかった
長い夜に描いた夢
幻と気づかない程
胸の痛みは消えない
ただ誰かに喜んでほしくて
嘘でもいいから笑ってほしくて
信じる事の弱さを知った時
傷つけてしまったんだ
誰でもいい訳じゃなくて壊した
輝くもの全てが怖かった
散ってゆく薔薇の花
詰まらない常識なんていらなかった
静かな夜に見上げた空
現実と夢が交差する
部屋の隅っこ泣いてた
ただ誰かに愛してほしくて
ただ必要としてほしくて
闇を切りさく光と引き換えに
傷つけてしまっていた
自分のために奏でる日々を捨てて
手放したもの全てを探して