02



なんか温かい…

ベッドの中にいるからとかじゃなくて


…あ

撫でてくれてる…



頭や顔に感じる温もりは彼の温もり



2度寝してる間に彼は起きてたみたいだ


「起きた…?」


俺より低い声…

寝起きだからか少し渇れてても、やっぱり彼の声は好き



「ん…おはよ」


もぞもぞしながら、彼に微笑むと、彼もふっ…と笑ってくれた





ちゅっ…





唇にくれた恋人にしか味わえない感触




“おはよう”は言わなかったけど、この行動は1日の始まりの挨拶だね










言葉なんていらない






君が欲しい





continue...




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