〜2013,02,10
「お前…どしたの？家出？」
「…家出するならこんな土砂降りな日を選びません」
「まあ正論だな。何かあったん？」
「…せて…さ…」
「何て？雨うるさすぎて聞こえない」
「…住ませてください」
「―――――はあ？」
「…俺、家無くて」
「…それより、だれ？」
「…カフェの店員です」
「ああ、知ってるわ。俺がいつも行ってるとこのね」
「…お願いします」
「……急に言われてもなあ。どうして家無いの？」
「…お金無くて…、１人暮らしの家の大屋さんに追い出されて…親いなくて」
「…はあ。とりあえず家入れよ」
「…ごめんなさい」
「なつかしいな〜」
「どしたの急に？」
「…なんかこんな土砂降りの日に家の前でネコ拾ったなあ、と思って」
「…ネコって俺、だよね」
「まあ以外誰がいるんだよ。…そういえば何で俺の家知ってたんだ？」
「…ちょっと、ストーカーみたい、な？なんか優しそうだしなーって！…えへへ」
「……お前なあ」
まあとゆっくんが出会ったお話 それにしても、まあは本当におバカさんです(笑)[ 6/12 ][＊prev] [next＃]
[mokuji]
[しおりを挟む]
[
top]