小説 | ナノ
まずは自己紹介


 ――自己紹介・クロスヘアーズの場合

「クロスヘアーズだ。よろしく頼む」
「オレ、スコーン。オレ強いからダイジョウブ!」
「……そりゃ心強い。ところで、アレは何て言うんだ、アレ」
「アレ、スラッグ。スラッグがどうした」
「喧嘩売られた気がしてな。俺は何もしてねえぞ」
「スラッグ、クロ……クロヘ……」
「クロスヘアーズな」
「クロスヘアーズ! クロスヘアーズのことスラッグキライ」
「はぁ? なんだそりゃ」
「アオイののちかくにいるからキライ」
「マジか」

 ――自己紹介・ドリフトの場合

「私はドリフトだ。貴殿は?」
「オレ、スラッグ」
「スラッグ、仲間が待っている。頼りにしているぞ」
「ナカマ。ミドリのもナカマ」
「ああ。彼はクロスヘアーズだ」
「オレ、あいつキライ。壊していいか」
「クロスヘアーズは壊したら駄目だ」
「でもオレ、あいつキライ」
「話もせずに嫌うのは良くない、スラッグ」
「でもキライ」
「ああ見えていいヤツだぞ、クロスヘアーズも」
「……ドリフトとイッショにいるのキライ」
「え」

 ――自己紹介・オプティマスプライムの場合

「私はオプティマスプライム。伝説の騎士よ、礼を言う」
「俺、グリムロック。おまえ強い。俺、強い者に従う」
「家族を守らねばならない。走ってくれ、グリムロック」
「カゾク」
「そうだ。大切な仲間だ」
「ナカマ……俺もナカマいる。大切、わかる」
「そうか」
「俺も、カゾク?」
「……我らと共にある限り」

 END



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